はじめに
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■ 気づきの研修
研修の鍵となる言葉は、「気づき」です。
すべての人が、元々、備え付けで持っている「気づき」という能力を使って、自身の身体・心・生活・食・他者との関係性 ― あらゆる問題を観ていきます。
コースのメニューと、そこに含まれる、多くの技法・行法を見ると、一見、雑多で、まとまりなく感じられます。
しかし、それらが共通して目指しているのは、研修を受けられる方、各々の内に既にある、「気づき」と云う、心の質・能力・意識の機能・モードを目覚めさせ、その働きを充分に高め、それを各人が抱え持つ、ココロの問題・カラダの問題、個人的な問題から他者との関係性の問題まで、あらゆる問題を観ていくのに、自由に「使える」ようにすることです。その為の、幾つかの入り口と技法があるに過ぎません。
それは、「登山口は幾つかあるけども、登りつめれば最後には同じ一つの山にたどり着く」と云うのに似ています。
それぞれの具体的なコース・技法を、ビーズの玉に例えるなら、「気づき」が常に、それらすべてを貫く糸として存在しています。
重要なのは、玉(それぞれの技法)の方ではなく、常に、それらの背後にある、糸の方―全ての技法・方法が目指している「意識の機能・能力・モード」の方です。
問題は、その「気づき」という、各人の中に既にある素晴らしい能力が、いまは、錆びついて、充分に働かなくなってしまっていることです。
故に、問題の解決を、「外に」「他に」「方法に」「未来に」求めることになります。
しかし、答えは常に「現在に」、そして「自らの気づきの内に」存在します。
■ 一つの喩え話
いつかは知らぬ、ご先祖さまの代から、実家の倉庫に眠っている、古い車がありました。
誰にも目をやられること無く、ほこりを被ってボロボロで、そのままではとても乗れません。
家族のみんなは、「もう、そんな車、処分して、はやく新しいの買ったら?」と言います。
「気づきの研修」とは、そのオンボロ車を修理に出して、徹底的に整備してもらい、駄目な部品は取り替えて、アライメント調整をし、その車の持つ性能・機能を最大限引き出すための手入れをすることに似ています。
そうして帰って来た車は、実際に乗ってみると、現在、どこへ行って、どれだけお金を積んで探しても絶対手に入らないほどの、機能性と、機能美と、能力と美しさ、全てを兼ね備えたスーパーカーであったとさ。
研修のなかで出会う、自身の内なる「気づき」の能力とは、それくらいに素晴らしいものです。
そして、その能力は、自身の内の、あらゆる問題を観て、解決していくのに、比類のない力を発揮します。
■ では、「気づき」とは何か?
また、その「気づき」は、本当に、私の現在抱えている問題を解決してくれるのか?
もし、解決してくれるなら、その、自身の内なる「気づき」を目覚めさせ、充分に機能させるための、具体的な方法論・技法はあるのか?
それらの問いに対する、具体的な答えのかたちが、ここにはあります。
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