禅の本
・まずは、『観察・理解・変容』の「クリシュナムルティ読解」(特に、「分離なき観察」)と「禅」のページにある各ファイル。
・『成仏の直路』★
(抜隊禅師、沢水禅師の仮名法語を一冊に合わせたもの)
みづほ書房 03-357-0347 多分2千円以内 一般の書店では流通してないと思います。
この本を読む注意として、後半の抜隊禅師の法語から先に読むこと、そうしないと意味が分からないところが幾つか出てきます。
日本禅宗の中のラマナ・マハリシ「私は誰か?」
・井上義衍老師 『夢想』他の講話録
現代の禅匠としては越格の人であったと思います、「昭和の盤珪さん」とでも呼ぼうか。
井上義衍老師・年譜
井上義衍・玄魯随問記
・『至道無灘禅師集』★(春秋社)
日本臨済宗の至宝。一見地味ですが、長く付き合っていくとじっくり効いてくるボディブローのような感じで、非常に素晴らしい内容です。
(この仮名法語集に現代語訳をつけているのが『日本の禅語録15』ですが、訳がかなりおかしいので、参考には、余りならないです。注意して下さい。)
至道無難禅師の法語の正確な語の解釈とか注、正確で誠実な現代語訳が待たれるところですが、
現在、mixi内で、東山寺の川上雪担和尚がこの法語の現代語訳と提唱をなさってます。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=32394297&comm_id=691897&page=all
いい仕事をなさっているなと感心しています。
※ 至道無難の兄弟弟子の梅天禅師の仮名法語も良いです。少林窟的な、ひたすら今を守る即念工夫に近い指導をされています。
・盤珪禅師の法語
『盤珪禅師法語集』藤本槌重編著 春秋社に収められている、「法語4 逸山編 仏智弘済禅師法語」★は、盤珪禅師の跡継ぎの一人が編集した、「弟子のプロの坊さんから見た盤珪禅師の言葉・行い」であり、他の「一般の人向けの最晩年の丸くなってからの公開講和の記録」とはかなり異なり、非常に面白く、盤珪さんのイメージが更新されます。
・少林窟道場刊 『坐禅はこうするのだ』
一番最初に出た一冊。コレが一番面白いです。
・飯田トウ陰老師 『禅学読本』 『無門関研鑚』★(無門関の講釈本なら、これが一番まともです。)
・井上大智老尼 『三十余年の病状生活と禅の力』 以上、全て少林窟道場刊行 少林窟のHPから手に入ります。
・ 東嶺禅師の『宗門無尽灯論』★も良い本ですが、ある程度の知識がないと読み難く、西村惠信訓註『宗門無盡燈論』は良かったですが専門知識が要り、その他の現代語訳本は、砕け過ぎな感じで、あまりお勧めできません。
・D・E・ハーディング氏の著作 特に『心眼を得る On having no head』
・K・ウィルバーの著作 『無境界』『存在することのシンプルな感覚』など、
・ニサルダガッタ・マハラジ 『I AM THAT』
はじめ読んだとき、非常に驚きました。中国禅の祖師の問答を聞いているような、禅機溢れる鋭さで。
ここまで行くと、禅(大乗仏教)とアドヴァイタ(ヒンズー教)の違いがどうこうなど関係ない世界で、
現代の古典。クリシュナムルティと双璧。
・ガンガジ 『ポケットの中のダイヤモンド』
現代人にとって、現実的に役に立つ本としては、これは良い内容です。
・ラムダス本『覚醒への旅―瞑想者のガイドブック』
とりあえず、入門書として読み易い、なじみ易い。
・エックハルト・トールの著作幾つか
おそらく原書が読めるなら、日本語訳は避けた方がよいのでしょう。
EO 『地球が終わる時の坐禅』
・『自己喪失の体験』 バーナデットロバーツ
バーナデットロバーツに関しては、無明庵のページ(掲示板・竹の間か?)に、要点の抜粋が出ていたと思います。それ見れば、良いところは大体紹介されていた記憶があり。分からなかったらメール下さい。
・『アメジスト・タブレット・プロローグ』ダンテス・ダイジ
良い本です。触発される処、大いにあり。
ただし、(常識的で、懐疑主義好きの私には)ついていけない変な話も多いです。
※ 以上、挙げた本は全て、その内容の全てに首肯し、了解できていると云う訳ではないですが、これらの書に触れながら、自身で考究する・探求する材料として(あるいは、自分の道を切り開く際のライバル・先輩として)、良いものではないかと思います。
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あと、学問的なものとして
『意識と本質』井筒俊彦 岩波文庫
『沈黙』(論文)『ハイデガー=存在神秘の哲学』古東哲明
『禅仏教』上田閑照(岩波同時代ライブラリー)
なども、記憶に残っております。
大まかに言うと、「ソシュールの言語論などを基にした禅的体験の学問的位置づけ」
これも、知っておいて損はないです。
注 ★マークがついているものは、ある程度、禅宗的な言葉使い・禅的な単語(禅語)を知っていないと、読み辛い、理解し辛い書籍です。
しかし、「読書百遍、意自ずから通ず」で、読んでいるうちに何となく感じが分かってくるものでもあります。


